17,220人

予報では雨もあるかもしれないということだったが、なんと熱中症への注意喚起が出るほどの晴天。ガンバ大阪の遠藤保仁選手見たさか、スタジアムに詰めかけた観衆はなんと1万7千人を上回った。NDソフトスタジアム久々の数である。通常は7千人ほどの入場者数で推移していた空気感に馴れていた感性は正直ちょっと驚いた。

ゲームは、プレイの正確さに勝るガンバ大阪に、勝利の女神が微笑む恰好になった。0ー1。モンテディオ山形もけっして悪い状態ではなかったが、一つひとつの個人的なプレイの精度、スキルの差が結果に表れたような内容だった。崩された失点ではなく、残念ながらセットプレイでの失点だったが、データ化できないチーム力の差が、背景にあるように感じられた。

余談だが、気になるひとつの奇景がある。ゲーム終了間際の85分あたりからぞろぞろ帰り始める観衆がいるのだ。だれがどういうふうに観戦しようと自由だが、それにしても気になる。戦い続けている選手の目にもその光景は映っている訳で、モチベーションにかかわることは間違いあるまい。それほど急いで帰らなければならない理由があるとは……

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