講演のご案内「吉田大八・再見」

3月8日(日)、午後2時より、天童市民プラザ(天童駅前)において、お話しさせて頂くことになりました。

これまで書かれて来たさまざまな「偉人伝」の中には、虚像に近いものがけっこう多いのではないか、ずっとそう思って来ましたが、その代表的なひとつの例として幕末の天童藩中老・吉田大八を挙げる事ができるように思います。考えてみると「偉人伝」という形式の書き物は、そもそもそう書くべき意図をもつ人物によって、なかば恣意的なプロパガンダとして記述されるようなしろものなのかも知れません。

さて、慶応4年2月から、自刃に追い込まれる事になる6月までのわずかな期間を、先入観にとらわれず素直に追跡してみると、これまで書かれて来た「勤王家吉田大八」とは印象の異なる人物像が浮かび上がって来ます。歴史学的なアプローチではなかなか見えてこない部分を、大八の書き残したことばの文体を見て行く中で明らかにしていこうという無謀な試みです。その周辺をお話しさせていただきたいと考えています。

興味のある方はぜひ足をお運び戴けらたらと存じます。
「市報てんどう」の4ページに案内が掲載されておりますので、リンクを貼らせて頂きます。なにとぞ宜しくお願い申し上げます。

入場無料ですのでお気軽にどうぞ!

「市報てんどう」

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