『パリの街角から』いよいよ刊行!

1月28日刊行!(書店に2月5日頃には並べて頂けると思います。)

◎『パリの街角から』の薦め

何歳(いくつ)になっても学ぶのは楽しい。本書は臨場感富むパリのガイドブックであると同時に、知ること、学ぶこと、異文化を体験することの楽しさを伝える「遊学のすすめ」である。山形西高退職後に、フランス語の学び直しを決意し、パリ留学に挑んだ阿部元校長の体験記から、私たちは「この一歩を踏み出す」ことの果実を知る。                             オックスフォード大学教授 苅谷剛彦

確かにテロはこわいけど、読めば絶対パリに行きたくなる。山形新聞の好評連載とフランスから生徒に送り続けた「西高通信」に大幅加筆、新しい『パリの街角から』が誕生した。 生きる喜びに満ちた、山形人による山形人のためのもう一つのパリ案内。

「パリで街を歩いていて時々ウインドウに映る自分を見て苦笑した。パーカーを着てジーンズを履いて足早に歩く姿。どこからどう見てもアジア系移民の一人にしか見えない。それこそが掛け値無しの自分である。フランス語を使って今日を生き延びていけるか、ただそれだけが問われている。」 (本書所収「パリが好き」から)

パリの街角から表紙

《内容》三月/留学の準備/オペラを見る/フランス語を学ぶ/西高通信六月号/学食の楽しみ/夏至の音楽祭/マルシェに行く/週末旅行/ロワッシーの朝、午前四時/西高通信八月号/ミュゼ・グレヴァン/食の基本を知る/文化遺産の日/美術館に行く/教会に行く/西高通信十月号/バゲットの教え/為替の憂鬱/施しの感覚/ノエルを過ごす/西高通信十二月号/フロマージュの森へ/シャルリー・エブド本社襲撃事件/パリが好き/西高通信二月号/プロヴァンス物語/日本に帰る/番外編:アイラ島に飛ぶ 他

『パリの街角から』阿部和久著 四六判 200頁 並製本 定価/1,300円(税別)

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