やまがた再発見【栗山津禰】

長谷川謙三氏について紹介させて頂いてからほぼ一年、久しぶりに書かせて頂きました。
山形市出身の栗山津禰(つね)という女性についてです。
実は上山との関係もかなり深い人物です。
いや、むしろほとんど上山人と言った方が適切かも知れません。
藩校明新館で漢学を教えていた栗山道紹は津禰の祖父にあたります。
その栗山家は、藤井松平氏の家臣として代々仕え、
元禄10年藩主の転封に従って上山に移って来ています。
それから廃藩置県まで170年余、
栗山家も上山に住み続けていたわけです。
さらに津禰は紫式部の研究家として、雑誌「むらさき」の創刊を果たし、                 歌舞伎座での豪華メンバーによる「源氏物語」上演を実現させた主要人物でもあります。

(上)19日(日)掲載:「女子学生第1号、時の女(ひと)としての津禰」
(中)26日(日)掲載:「栗山家のルーツについて」
(下)4月2日(日)掲載:「紫式部研究と津禰」
以上、3回の連載です。

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『◎やまがた再発見』栗山津禰-全

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