舟生源右衛門のその後

幕末期の新庄藩家老舟生源右衛門といってもピンとくる人は限られている。奥羽列藩同盟について関心を持っている方か、新庄市内に住む郷土史家諸氏以外、その名を知る人はそう多くはいまい。舟生源右衛門は秋田藩家老戸村十太夫同様、藩主の命をうけ新庄藩家老としてまさしく藩を代表して慶応4年(1868)5月3日白石城における奥羽列藩同盟結成調印式に臨んだ人物。 これ(下記)が …

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別冊「山形国際ドキュメンタリー映画祭」

ここ2週間ほど、ずっと「やまがた街角」(八文字屋書店刊)臨時増刊号・別冊「山形国際ドキュメンタリー映画祭」(9月末刊行予定)の編集・制作の仕事にかかりっきりで、これとは別に通常号の準備もあるので、こちら別冊「山形国際ドキュメンタリー映画祭」はひとりで悶々、余裕を失ってました…が、ようやく先が見えて来た感じです。おかげで、大好きな維新関係の本も読んでいません( …

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江戸大火之次第

天保5年(1835)2月7日に起きた江戸の大火(甲午の大火=死者4千人)を、当時江戸詰の任にあった上山藩士門奈藤八が郷里上山の藩士たちにその詳細を知らせた長文の書状。これがとてもいい状態で上山に残っている。どこから出た火がいつどんなふうに燃え広がっていったのか、地名を記して、具体的に報告している内容はまさにリアル。現在、東京にもこの甲午の大火に関する史料はそ …

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『第52回 上山ふるさと散歩』が無事終了

9月6日付でご案内させていただいた上山市立図書館主催『第52回上山ふるさと散歩』【戊辰戦争と上山藩】が無事終了いたしました。予想もしてなかったことですが、補助椅子が必要となるほどの方々が足をお運びくださいました。ほんとうに嬉しく思います。ありがとうございました。 石井隆氏が、終了後すぐ、ご自身のFacebookに会場の様子をアップしてくださいましたので、ご紹 …

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[第52回 上山ふるさと散歩]

久しぶりにPRさせて頂きます。 上山市立図書館主催[第52回 上山ふるさと散歩]において、お話させていただくことになりました。 ■テーマは「戊辰戦争と上山藩」です。 ■日 時/9月12日土曜日 午後2時〜3時30分(終了の時間は目安です) ■受講料/無料(予約無しでも大丈夫とのことです) ■内 容/幕末動乱の最終章として位置づけられる「戊辰戦争」とは、いかな …

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宸翰と御製のその後

朝廷を巻き込みながら強硬な攘夷=倒幕運動を続けていた長州藩とそれに追随する公家たちを、孝明天皇の要請を受け、京都から追放(八・一八の政変)したのは、時の京都守護職を務めていた会津藩主・松平保容と、まだ公武合体を主張していた薩摩藩であった。その後、長州藩はその報復として再び京に攻め上り、町に火を放ち、孝明天皇の拉致を企て、御所に向けて発砲する事件を起こすことに …

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孝明天皇の暗殺説

蜷川新著『維新正観』からもう一節。孝明天皇の暗殺説について述べられています。 ◎「孝明天皇の暗殺については、永く在職した維新史料編纂係の人は、いずれもよく知っていた。植村澄三郎氏は、同係の一人であったが、此の事件に関し筆者に語って云うに、『岩倉は、この暗殺を行なった人であるが、初めは失敗し、二回目に成功した』と。由来世人は、案外よくこの事件を知っているのであ …

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武力倒幕後の日本

封建制の打破、近代国家の確立。なかなか建設的な印象をもつ言葉であるが、これが一般的に語られる武力倒幕後の国家イメージだ。だが、果たしてほんとうにそうだったのだろうか。半藤一利著『もう一つの「幕末史」』に次のような記述がある。長くなるが紹介しておきたい。 文久2年、江戸は品川御殿山の英国大使館焼き討ちは、高杉晋作の指揮の下、久坂玄瑞、伊藤博文、井上馨、品川弥二 …

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蜷川新という研究者

昭和28年に千代田書院から刊行され、今年の4月に批評社より翻刻復刊版として出版されたばかりの『維新正観』蜷川新著(注記・解説:礫川全次)は、それまで官許史家たちが隠し続けていた幕末期の事実を天下に明らかにしようとした数少ない著書といってよい。ここでは本書の雰囲気だけでも感じて頂くべく、鳥羽・伏見の騒乱についての記述の、そのさわりを紹介してみたい。 「鳥羽伏見 …

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戊辰戦争と上山藩

いま、上山市立図書館で「戊辰戦争と上山藩」という企画展が開催されています。期間は9月14日まで。  一ヶ月以上ありますので、関心をお持ちの方はぜひご覧なってください。                 なお、上山市立図書館は水曜日が休館日となっていますのでご注意ください。 幕末年表や上山藩がかかわった各戦線の絵図、貴重な各種文書が並んでいて、結構楽しめると思い …

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