吉田大八は《勤王の志士》なんかに非ず!

「勤皇史実調査」とはなんだったのか。 「県議会八十年史Ⅲ」、「山形県史年表」、「県教育資料」の1944年(昭和19)の項をみていくと「勤皇史実調査会」あるいは「勤皇史実調査委員会」という文言が目立つ。なかでも「県教育資料」に収められている6月15日付「山形勤王史実調査委員会規程制定のこと」と題する山形県訓令第五十二号をみて筆者は唖然としてしまった。当時の県知 …

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講演のお知らせ

テーマ/吉田大八は《勤王家》だったのか? 日 時/2019年6月15日(土)午前10時~11時30分 主 催/公益財団法人 上山城郷土資料館 会 場/上山城多目的ホール 入場料/通常の入館料のみ 昭和19年、いよいよ戦況が悪化したわが国では、さらなる国家総動員態勢の強化を目論み、さまざまな施策が実行されました。とりわけ国家総動員態勢の思想的・理念的裏付けとな …

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信州上田のまちを散策してきました。

4月2日・3日の「山形新聞」に、上田藩士赤松小三郎のことを書かせて頂きました。あまり知られていませんが、わが国で最初に立憲主義思想とそのシステムの具現化の必要性について提唱した人物かもしれません。間違いなく特筆に値する近代思想の先駆者の一人ですが、残念ながらヴィジョン無き武力倒幕派のテロリストたちに暗殺されています。その実行犯は中村半次郎(桐野利秋)等数名で …

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今井富世詩集『栗の華』書評掲載。

昨年11月30日に刊行した今井富世詩集『栗の華』の書評が、昨日(3月12日)の「山形新聞:味読欄」に掲載されました。とても味わい深い文章を書いて下さったのは前の県詩人会会長・高瀬靖氏です。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。掲載した記事の写真をクリックすると画像が拡大され、読み易くなります。 今井富世詩集『栗の華』 付 長詩「不知火の …

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講演会のおしらせ

来たる3月27日、午後2時より、南陽市えくぼプラザにおいてミニ講演を行います。 演 題:「西郷どんは、ほんとうに《いい人》だったのか?」 参加費:資料代として300円 主 催:南陽市「市民サロン」 参加者の皆さん全員にA4判4ページの講演レジメとA4判4ページの特別資料をお配りいたします。 平日の午後ですが関心をお持ちの方のご来場をお待ちしております。

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赤松小三郎暗殺時の「斬奸状」ほか

今日は3連休の最終日。このありがたい休日を割り切って幕末三昧にあて、「赤松小三郎」の資料と戯れています。で、昨日、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思えるような資料に出合いましたので、紹介させていただきます。 幕末期の京都を中心に横行した尊王攘夷派による問答無用のテロがいかなるものであったかを知るための資料ともなります。1863年(文久3)あたりがピークであ …

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2019年・始動

皆様、新年あけましておめでとうございます。 昨年の正月は母が黄泉の国に旅立つという予想外のスタートでしたが、おかげさまで今年はおおむね穏やかな幕開けとなりました。 小生は毎年、上山城多目的ホールを会場に開催されている「新春邦楽の調べ」(上山三曲練習会が奏でる箏・三絃・尺八の合奏)の和やかな音色を聴き、優雅な気分に浸ったあと、今年一年の計を考える事にしておりま …

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やまがた再発見-羽島金三郎

身近なところに、凄いことをなしとげたにもかかわらず、ほとんど知られないまま埋もれてしまっている人物がけっこういるものです。今回は大森治豊氏、鈴木健太郎氏、長谷川健三氏、栗山津禰氏、柏倉松蔵氏につづいて上山ゆかりの人物・羽島金三郎氏を〈再発見〉してみました。 氏は、北海道においてSL排雪列車「キマロキ」編成という画期的な除排雪システムを考案・開発し、世界的に注 …

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赤松小三郎の画期的な政体論

ジャーナリストの林克明氏は次のように書いている。                          「 近代日本の原点は明治維新だった。維新の志士たちが封建的で遅れた江戸幕府を倒し、新しい日本が生まれた。もしあのとき武力で徳川体制を倒していなければ、日本は列強の植民地になっていたかもしれない…。“ 明治維新万歳!”  かなり多くの人がそう思っていることだろう …

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白河・会津行〜戊辰150年〜

きのう(9月22日・会津藩降伏の日▶︎会津祭り)は、午後3時から白河市立図書館にて、楽しみに待っていた直木賞作家・中村彰彦氏の「戊辰関連」講演会。フィールドワークの広さを感じさせるすばらしい講演だった。たとえば、旧幕軍・新政府軍ふくめた戦死者の数・1万数千を、アメリカ南北戦争やフランス革命、ひいては中国の文化大革命といった数々の世界史的事変との …

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