改めて「原発」考

生前、吉本隆明は、科学技術探求の本質について書いている。その進化=深化を担う探究心は誰にも止められない性質=自然過程にあり、それを倫理的に抑止しようとすることは科学技術探求の本質から考えても間違っている、と。そして、科学者もその探求をやめてしまったら、それは科学者にとっての自殺行為=生命の終焉を意味するのだ、とも。それを「原発」の開発と推進の問題にアナロジー …

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大八忌(妙法寺・観月庵)

仕事の都合で少し遅れ、妙法寺に着いたときには法要の読経も終わり、皆さんがぞろぞろ2階の会場の方へ移動しているタイミングだった。申し訳ないと思いつつ、遅ればせながらお参りだけはさせて頂き、急いで講演会場へ移動することと相成った。 6月18日は、戊辰戦争時、悲運にも観月庵前で自刃に追い込まれてしまった天童藩中老吉田大八の命日にほかならない。6年ほど前、我が家が吉 …

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7月の「まち塾」

来る7月6日(土)午後7時から、「モンテディオ山形について」というテーマで「まち塾」が開催されます。「月刊かみのやま」にモンテディオ山形についてのコラムを連載中の水沼常喜氏を講師に迎えます。 一度もスタジアムに足を運んだことのない方、モンテについてのいろんな人たちと話を楽しみたいと思っている方、どうぞお気軽にご参加ください。2013年度J2リーグも間もなく折 …

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「八重の桜」寸感−3

去る6月9日放送の「八重の桜」は、いよいよその戦乱の舞台を奥羽に移した。奥羽鎮撫総督府が仙台藩校養賢堂に置かれ、「会津藩」征討のために派遣された下参謀世良修蔵の横暴ぶりが描かれた。世良のやりかたを嫌悪した奥羽14藩(後に25藩の奥羽列藩同盟に至る萌芽)はついに結束、白石会議がもたれ、そこで世良修蔵の暗殺を決定し実行に移されるまでのシーンだ。 ドラマの流れはと …

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貴重な戊辰実戦記・史料

磐城平藩士16人が記していた戊辰戦争実記録覚書が、旧磐城平藩安藤家家臣の会(平安会)メンバーの真木秀明氏宅で、平成22年7月に発見されたことは同メンバーの松井延之氏からの情報で知っていた。それがこのたび、いわき歴史文化研究会代表の小野一雄氏を中心に、翻刻・編集作業を終え、「平安会」から『磐城平藩戊辰實戦記』として刊行されたのである。 内容的には、慶応四年(1 …

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永山一郎の油彩画作品

友人大原螢が私費を投じて開設した「アトリエ・山形現代美術館」(新庄市)に、特筆すべき作品が展示されている。先日の山形新聞「文化欄」で、山形美術館学芸員の岡部信幸も書いていたが、そこには堀正明、故蔦谷一行、遠藤正俊、中原淳、須藤時象等といった一般的にはあまり馴染みのない作家たちの野心的な作品が並び、美術館としても独自のコンセプトを顕示しているように感じられた。 …

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5.26:東善寺行〈小栗まつり〉

「小栗まつり」に行くことができた。ラスト・サムライ小栗上野介忠順の命日(旧暦:閏4月6日)前後の日曜日に、毎年開催されているイベント(墓前祭)である。群馬県高崎市倉渕町権田にある会場の東善寺までは、休みながら行くと上山から車で約5時間半(高速道)、片道おおよそ400キロメートルの道中である。去年から始めた小生の幕末もしくは戊辰戦跡めぐりの旅だが、またしても( …

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「八重の桜」寸感−2

軍事クーデター「王政復古」に失敗した岩倉具視・西郷隆盛・大久保利通は、新たに武力倒幕の戦端をひらこうと、旧幕府陣営を挑発し、江戸市中を混乱に陥れる策に出る。そのときの倒幕の必要性を説く口上が「日本をつくり直す為にはいったん更地にする必要がある。そのためには、血も流さなければならない」というものであった。どういう日本を、どうつくり直すのか、いちばん肝心なところ …

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旧磐城平(いわき市)行

4月21日、大雪に阻まれ、会場(いわき市立美術館)まで到達できず挫折していた「安藤信正展」見学。再度お誘いをいただき、一昨日(5月10日)、やっとその念願を果たすことができた。旧磐城平藩の藩主であり、攘夷派のテロが横行していた1860年代に外国奉行、そして老中をつとめ、徳川家茂と和宮の婚儀(通称:公武合体)=「和宮降嫁」という歴史的な難業をやりとげた人物。そ …

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「まち塾」からの緊急のお知らせ

5月11日に予定しておりました荒井綾子氏による講座 「むかさり今昔物語(花嫁御寮は何故泣くのだろ)」 は、講師近親者の不幸によりまして急遽延期させていただくことになりましたのでお知らせいたします。日程調整の上、改めてお知らせいたしますのでご了承ください。

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