原田伊織氏の新著について

〝恫喝外交をしかける欧米列強外交団、大英帝国の支援を受けた薩摩・長州のテロリズム、命を賭してわたり合った幕臣官僚たち。日本近代史を覆す衝撃の維新論「明治維新という過ち」待望の第二弾!〟 これが新著の帯に刷りおかれた文言である。  圧倒的なインパクトを与えた前著『明治維新という過ち』(毎日ワンズ刊)の続編として、つい先日、『官賊と幕臣たち〜列強の日本侵略を防い …

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上山藩にも奇兵隊が存在していた?

公益財団法人上山城郷土資料館に収蔵されている古文書のなかに、幕末関係の面白い資料が含まれていると、先日、学芸員の長南伸治氏が立ち話の折、教えてくれた。 それがどういう物なのか尋ねると「幕末期の上山藩にも奇兵隊という名称の一隊が存在していた」という耳を疑いたくなるような内容なのである。小生はこれまでまったく聞いた事はなく、すでに刊行されている上山藩関連のさまざ …

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2016年、スタート。

歳とともに雪が苦痛になってきているなか、積雪の無い市街地の正月はほんとうにありがたい。 今年の元日も昨年同様午前中は上山城へ。毎年「かみのやま三曲練習会」による恒例の邦楽の調べで、正月気分を贅沢なまでに満喫できる。演奏はもちろん、毎年邦楽についてのいろんなガイドをしてくれるので愉しさも倍加されるのがこの企画の特徴で、ことしは楽器つまり箏・尺八・三味線・十七弦 …

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ありがたいことです。

11月21日付本欄で紹介させていただいた拙著『異貌の維新』(紅花書房刊)が、きょう(12月11日)の河北新報ウェヴ版、新刊レビュー「東北の本棚」に取り上げられました。正直、嬉しい限りです。これが縁でひとりでも多くの方にお読み頂けたら幸甚です。 下記をクリックして、ぜひ覗いてみてください。 河北新報レビュー「東北の本棚】 11月21日付の小生のブログを再録して …

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『異貌の維新』刊行!

古書店の紅花書房(山形市小白川町)さんが、創業10周年を迎え、それを記念してはじめて新刊本の出版事業に乗り出し、その第一弾として小生の『異貌の維新〜《奥羽越》の矜持と無念〜』を刊行してくださった。 本書は、小生がこれまで約10年間に亘って綴って来た「明治維新史」関連の拙稿をほとんど網羅しており、個人的に言えば「幕末私論の集大成」といえる内容に仕上げてくださっ …

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新政府軍と同盟軍

官軍を自称する薩長軍が、会津戦争で亡くなった会津藩兵の死体を長期間に亘り放置したというエピソードは広く知られているが、会津藩兵のみならず奥羽各地で、戦死者を貶めた例は数限りなくある。山形県内においても然りだ。山形県遊佐町吹浦字三崎に「三崎峠戊辰古戦場」がある。
秋田県と山形県の県境で、官軍(新政府軍)と「庄内藩」の軍の最後の熾烈な戦いとなった場所だ。
慶應4 …

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1,000年後を見据えて……

極私的な緊急アピール◎一人の小市民のささやかな危惧とミニマムな希い。 一昨日(2015/11/13)フランスで起こった悲しい事件を受けて、対抗・報復の終わることのない不毛な連鎖を断ち、人間の智恵のすべてを動員し、世界の全ゆる宗教、全ゆるイデオロギーの対立を、根源的に止揚しうる《新たな世界システム》の構築へむけて着手するよう、世界の良識ある指導者たちに希うもの …

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奥羽越にとって特別な日

11月2日は、奥羽越にとって特別な日である。慶応4年(1868)、東征大総督有栖川宮熾仁親王による奥羽鎮定宣言ならびに錦旗節刀の奉還が行われ、新政府による戊辰戦争勝利が高らかに宣せられた日であるからだ。裏を返せば新政府に反旗を翻した奥羽越の人々が無念を味わった日ということにもなる。朝廷の威光を利用し、恣に権力を掌握しようとしていた理不尽な新政府軍(薩長土肥) …

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小栗忠順の最期

鳥羽・伏見の騒乱のあと、江戸城内における重臣会議で薩長軍との徹底抗戦を主張していた小栗忠順は、恭順をきめた徳川慶喜から幕府の職を解かれた。そしてその時点で、「主君が戦わないと言っている以上、これからの戦いにはもはや大義がない」と最終的に徹底抗戦派の誘いを断っている。そのような状況のなか、慶応4年1月28日、三野村理左衛門が小栗屋敷を訪ね、身の危険を案じ「米国 …

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