■奥山美代子詩集『曼陀羅の月』A5判142頁 予価/2,000円(税別) 5月下旬刊行予定 装幀:岩井哲
詩を書き始めて五十年になります。その間自分に納得のいく詩が書けるようになったら詩集をと常々考えていました。が待てど暮せどその時は来ず、それどころか気付いたら逆に全く詩が書けなくなっていました。淋しいの一言です。そこでまだ少し躰に詩の香りが残っている間にと、今まで書いた詩をまとめてみようと思い、どうにかここまでたどり着いた次第です。(著者「あとがき」より)
■大活字版『幕末奥羽の閃火』岩井哲 A5判変形 272頁 定価/1,400円(税別) 近日刊行 装幀:神保亮
サブタイトルを「《日本》の分岐点・戊辰戦争」とし、大きな活字で刊行!
硬直した「原理主義」の激突こそが奥羽の状況をいっそう泥沼化させていったようにみえる。いかなる戦争も、正義は常に「我にあり」、いったん口火を切ってしまえば、両者の間には猜疑心と憎悪だけが不断に増殖され続けることになることは自明のことである。紀元前ローマの哲学者キケロの「最も正しい戦争よりも、最も不正なる平和を取らん」という意味深な言葉が、いまことさらに胸に響く。 (著者「あとがき」より)
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