ロゴマークの大切さ

昨日はホーム開幕戦。開幕2連勝と波に乗るラモス瑠偉監督率いるFC岐阜と対戦し、3ー1で快勝。とりわけ伊東俊選手のパフォーマンス(ドリブルやパスのセンス)には小生も満足、満足。

さて、話は変わるが、今シーズン、モンテディオ山形が掲げたクラブスローガンは「新風」。それは皆さん先刻ご承知で、下記のようなロゴマークとして表現され、モンテディオ山形のオフィシャルホームページにも掲載されている。

「新風」のロゴ

だが、これを見て「えっ?」と驚いてしまったのはきっと小生だけではないだろう。これを制作したデザイナーさんに文句を言うとか、意地悪をしようとしている訳ではまったくないので、まずは寛容な気持で一読を願いたい。誤解を恐れずにいえば、意図しないところで、テーマとは異質な漢字に見えてしまう要素と側面をこのロゴマークが持ってしまっているということなのである。

正直、「新風」がむしろ「新虱」に見えてしまうのだ。ここでは2文字目の漢字にあえてルビを振らないでおくが、多くの人たちにそう見えてしまうことはいいイメージではない。これを避けるために「新」と「風」をもう少し近づけるか、あるいは若干接する(重なる)描き方をするだけでも充分だったのではないか。好ましくない「虱」のイメージを100%遠ざけることができたのではないか。
ロゴマークを制作するデザイナーは、雑多なイメージ群(余雑な拡散)から、表現しようとしているテーマのコアな部分を可能な限り救抜しなければならないのが鉄則。その意味から言って今シーズンのクラブスローガンのロゴマークはちょっぴり悔やまれるのである。

ヴィジュアルを見た感想として書かせて頂いているもので、くれぐれも誤解のないように願いたい。

go top