賊軍(謂れのない蔑称!)として戊辰戦争を戦った上山藩軍の資料は、現在ほとんど残っていない。軍服はおろか、戦陣で綴られたであろう日誌や報告書なども残存している話を聞いたことがない。敗色濃厚な流れを察知したとき、軍は敵に見られてはまずい資料を何よりも先に焼却処分してしまうからなのだろうか。 このたび「上山小銃大砲隊」の木村慎也氏より貴重な資料を提供していただいた …
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賊軍(謂れのない蔑称!)として戊辰戦争を戦った上山藩軍の資料は、現在ほとんど残っていない。軍服はおろか、戦陣で綴られたであろう日誌や報告書なども残存している話を聞いたことがない。敗色濃厚な流れを察知したとき、軍は敵に見られてはまずい資料を何よりも先に焼却処分してしまうからなのだろうか。 このたび「上山小銃大砲隊」の木村慎也氏より貴重な資料を提供していただいた …
続きを読むこのたび、世界遺産への登録をめざした「明治日本の産業革命遺産」のリストが公表された。筆者もそのこと自体はすばらしいことだと思う。だが、それをみて驚いたのだ。その驚きとは「横須賀製鉄所(造船所)」が含まれていないことである。誰が考えても、いの一番に挙げられてしかるべき産業革命遺産だろうに…。そのいっぽう、なぜか「松下村塾」が選ばれているという不可解なリストと言 …
続きを読む・「上山城」からのたより春・第72便/上山城 ・蟹仙洞写真館/戦後70年のことなど/長谷川浩一 ・折々の詞画抄 桜、さくら/木村輝子 ・新連載◆わがロードバイク・ライフ(4)/黒森鋼 ・随想◆由布院の三日間(2)/佐藤藤三郎 ・わがまち再見:神々しい蔵王連峰と茂吉の「歌碑」/鎌上宏 ・ふるさとへの便り 桜の季節に…/武田幹雄 ・モンテディオ山形を応援しよう …
続きを読む《陸奥に 桜狩りして思うかな 花散らぬ間に 軍せばやと》 繊細な抒情を微塵も感じられないこの和歌の作者をご存知だろうか? 奥羽鎮撫総督府下参謀で長州藩士の世良修蔵である。奥羽鎮撫軍の一行が京都を出て奥羽に向かったのが旧暦の慶応4年3月6日(大坂港を出たのは11日)というから、現在の暦だと京都はちょうど桜の季節だったのかもしれない。そして3月18日、仙台寒風沢 …
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