宸翰と御製のその後

朝廷を巻き込みながら強硬な攘夷=倒幕運動を続けていた長州藩とそれに追随する公家たちを、孝明天皇の要請を受け、京都から追放(八・一八の政変)したのは、時の京都守護職を務めていた会津藩主・松平保容と、まだ公武合体を主張していた薩摩藩であった。その後、長州藩はその報復として再び京に攻め上り、町に火を放ち、孝明天皇の拉致を企て、御所に向けて発砲する事件を起こすことに …

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孝明天皇の暗殺説

蜷川新著『維新正観』からもう一節。孝明天皇の暗殺説について述べられています。 ◎「孝明天皇の暗殺については、永く在職した維新史料編纂係の人は、いずれもよく知っていた。植村澄三郎氏は、同係の一人であったが、此の事件に関し筆者に語って云うに、『岩倉は、この暗殺を行なった人であるが、初めは失敗し、二回目に成功した』と。由来世人は、案外よくこの事件を知っているのであ …

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武力倒幕後の日本

封建制の打破、近代国家の確立。なかなか建設的な印象をもつ言葉であるが、これが一般的に語られる武力倒幕後の国家イメージだ。だが、果たしてほんとうにそうだったのだろうか。半藤一利著『もう一つの「幕末史」』に次のような記述がある。長くなるが紹介しておきたい。 文久2年、江戸は品川御殿山の英国大使館焼き討ちは、高杉晋作の指揮の下、久坂玄瑞、伊藤博文、井上馨、品川弥二 …

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蜷川新という研究者

昭和28年に千代田書院から刊行され、今年の4月に批評社より翻刻復刊版として出版されたばかりの『維新正観』蜷川新著(注記・解説:礫川全次)は、それまで官許史家たちが隠し続けていた幕末期の事実を天下に明らかにしようとした数少ない著書といってよい。ここでは本書の雰囲気だけでも感じて頂くべく、鳥羽・伏見の騒乱についての記述の、そのさわりを紹介してみたい。 「鳥羽伏見 …

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戊辰戦争と上山藩

いま、上山市立図書館で「戊辰戦争と上山藩」という企画展が開催されています。期間は9月14日まで。一ヶ月以上ありますので、関心をお持ちの方はぜひご覧なってください。なお、上山市立図書館は水曜日が休館日となっていますのでご注意ください。 幕末年表や上山藩がかかわった各戦線の絵図、貴重な各種文書が並んでいて、結構楽しめると思います。 また、9月12日(土)午後2時 …

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世界一短い私の戦争論

大日本帝国のこれ以上ない悲惨な最終章。それは2発の大量破壊兵器の炸裂だった。広島に落とされた原子爆弾リトルボーイには「First Message For Hirohito」、くわえて、長崎に落とされた原子爆弾ファットマンには「A Second Kiss for Hirohito!」の落書きがあったそうです。ショッキングな事実を初めて知りました。 シェアさせて …

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月刊「かみのやま」2015年8月号

月刊かみのやま172号

[小特集◆戦後七十年] ・上山城」からのたより・第75便/上山城 ・蟹仙洞写真館・祝出征の風景/長谷川浩一 ・追憶「千人針」/斎藤繁衞 ・戦後世代と「戦争」/上村昶 ・折々の詞画抄 勝手に井上ひさし(1)/木村輝子 ・連載◆わがロードバイク・ライフ(7)/黒森鋼  ・随想◆由布院の三日間(5)/佐藤藤三郎 ・大輔のだ〜いすき歴史散歩 4/田中大輔 ・モンテデ …

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秋田県公文書館

◎8月1日〜2日、思い切って秋田に行って来た。戊辰戦争、とりわけ秋田藩の奥羽列藩同盟離脱(7月)後、奥羽列藩同盟の調印式(5月3日)に勝手に出席したとして責を負わされ、あげくのはてに蟄居を命ぜられ、その後親子ともども難儀な生涯を送ることとなった秋田藩家老戸村十太夫義効(よしかた)の資料を探すためだ。戸村は藩主佐竹義堯(よしたか)の命を受け奥羽列藩同盟結成の調 …

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