図書館散策〜ミライエ(長岡市)

10月22日・23日の2日間、怪しい天候になってしまいましたが長岡市を中心に巡ってきました。長岡市といえばご存知のように歴史ファンにとって河井継之助や小林虎三郎、山本五十六といった人物を輩出したまちとしても知られています。
連泊した宿では魚沼産「コシヒカリ」と、初めて「新之助」とネーミングされた米を味わってきました。「コシヒカリ」の食味に似ていて、夏の猛暑にも比較的安定的に収穫できる新品種なのだそうです。わが山形の「つや姫」「雪若丸」同様、美味しい米でした。

ついでに駅前に新設された図書館(ミライエ長岡)に立ち寄り、図書館の未来形と言っても決して過言ではない素晴らしい図書館の在りようにしばし魅入ってきました。


「飲食OK、会話OK、撮影OK」、何気ないことのように思われますが、従来の図書館では、もちろん例外もあるでしょうが、ほとんどNOとされていることなのです。

ところがここは、それらを禁止する必要のない要件を満たすハードウェアとして建設し、そのことで人的交流の基軸的な機能を果たす空間として動体化させようとしているようなのです。言いかえれば、図書館を街づくりの中心として位置づけているということでもあるようです。

3つのNOを大胆にOKに反転させたことによって、若者たちの図書館利用が大幅に増加しているとのことでした。
そればかりではありません。従来の専門的な図書分類(0〜9)を一旦振り出しに戻し、再構成し、ユニークで誰にでもわかりやすい書架構成(=配架)を実現してるのです。

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