清川八郎暗殺と金子与三郎

去る2月22日(土)、上山市立図書館視聴覚室において標題の講演をさせていただきました。おかげさまで満席となり、本テーマについて関心の高さを痛感させられました。

周知のように清川八郎は《維新の魁》となった人物であることは間違いありません。ですが、肝心なのはその近世から近代への移行期=つまり幕末史にあって《維新》とは果たしてどういう内実のものであったのかなのです。一方、聖人君子的な人物像で知られている上山藩重臣の金子与三郎ですが、伝えられている評伝の人物像はきわめて平板で美し過ぎるように、言いかえれば神格化されているように思えてなりませんでした。その二つの視点をベース(背景)におきながら、いまだに通説としてある清川八郎暗殺への金子与三郎が関与説について拙いながらも検証してみた次第です。

告知フライヤー❶と会場で配布させていただいた問題提起としてのレジュメ❷を貼りますので、関心をお持ちの方はどうぞ覗いてみて下さい。

❶  ふるさと散歩チラシ

❷  清川八郎暗殺と金子与三郎 配布資料

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