あいにくの空模様だったが、小雨があがった頃合いをみはからって、あの「母成峠」をめざした。母成グリーンラインをひたすら走っていくとかなり目立った標示板があり、楽勝に到達できたと安堵。
…しかし、標識にしたがって細い側道に入っていくと、また何やら文字がほとんど消えかかっている案内板があり、その下に矢印が書いてあったと思われる痕跡だけがうっすら残っていた。肝心かなめの矢印はほとんど消えていて、どちらの方向を指しているのかすらわからなかった!
周辺はいつ熊や猪が出てもおかしくないような感じだ。
綾瀬はるかほか豪華キャストで人気を博した大河ドラマ「八重の桜」が放映されたのは2013年、今からもう12年も前になる。さぞや観光客が大勢押しかけたんだろうな~。行政もそれを迎え入れるために周辺一帯は日々整備されていたんだろうなぁ…。
それなのに…。いろんな想いが湧いた。
「え~、どっちだよ?」
車を降りてあたりをうろうろ散策していると…。