再び「母成峠」、そして3度目の二本松へ

2025年8月26・27日、両日の事前予報は雨。へたすると雷雨しかし、結果的に2日間とも時折お陽さまも顔を出す曇り空⛅️で、快適な史跡巡りとなった。

帰りみち米沢の「道の駅」に近づいたあたりで、さすがに予報どおりの豪雨!ところがそれも帰宅時には上がりほんとうにラッキーな2日間だった。
二本松を訪れたのはじつに久しぶり。知らない間にとても立派な「にほんまつ城報館」という博物館ができていた。
2022年4月9日にオープンしたのだという。
建設場所はかつて藩校「敬学舘」があったところとのこと。ちょうど道路をはさんで霞ヶ城(二本松城)と向き合い、これ以上ない環境だ。
ふるさとの歴史を粗末にしない行政の意気込みを感じとれた。肝心の展示もポイントを簡潔に整理した流れになっており、とても見易いものだった。
                                ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
母成峠は前回(2025年6月24日)廻れなかった碑に立ち寄りパチリ。
碑にその名を刻まれている大鳥圭介や土方歳三らは、母成峠を数にまさる新政府軍に突破されたあと会津鶴ヶ城には向かわず、榎本武揚らと仙台で合流、同盟諸藩の特使らと軍の再編を議題に衆議。しかし残念ながら結束するに至らず函館へと向かうこととなる。
そんな状況のなか新選組隊士のひとり斎藤一は松平容保への御恩に報いるべく独自の行動を続け、会津に残り奮戦し続けたことはよく知られているところである。

go top