《ごあんない》 「もう一つの藤井松平家、二人の俊英」をテーマに、きたる2月19日(土)午前10時~11時30分 上山城郷土資料館にて講演させていただくことになりました。 「日米和親」「日米修好通商」両条約の締結にむけて数多の政敵と戦いながら、わが国近代化への道筋をつけた時の老中・松平忠固(ただかた)。そして慶応3年5月、2局制の国民議会構想のみならず議院内 …
続きを読む《ごあんない》 「もう一つの藤井松平家、二人の俊英」をテーマに、きたる2月19日(土)午前10時~11時30分 上山城郷土資料館にて講演させていただくことになりました。 「日米和親」「日米修好通商」両条約の締結にむけて数多の政敵と戦いながら、わが国近代化への道筋をつけた時の老中・松平忠固(ただかた)。そして慶応3年5月、2局制の国民議会構想のみならず議院内 …
続きを読む知人が新聞広告を見て「知ってた?」って教えてくれた。津田左右吉が「幕末論」を書いていたことすらまったく知らなかった。読んでみたいと思いすかさずゲット! 写真左下の文言、出版社が購買を煽るために書いたコピーかと思って読んだら、なんと津田左右吉自身が書き込んだ表現だったことを知りまたまた驚いた。 《明治維新、またそれに引き続いて歴史的に次第に展開せられてきた明治 …
続きを読む連詩「暗愚小伝」を書いた高村光太郎に、学生時代感銘をうけた。 このたび遠野、花巻を巡ってきたが、 まったく予定していなかった高村光太郎の通称「高村山荘」と、 さらに高村光太郎記念館を訪れる機会に偶然にも恵まれ、 2時間ほど立ち寄ってきた。 高村光太郎は、東京大空襲で疎開を余儀なくされ花巻へ。 そしてその花巻でも空襲に遭い、さらなる山奥の大田村山口に移り、 7 …
続きを読む今月(9月)の26日(日)、川西町フレンドリー・プラザにてトーク・イベントがあります。 午後2:00〜3:30 題して「記憶を編む」! 何がなんだか訳のわからない〈岩井哲〉などという男に、 頭脳明晰な気鋭の思索者である滝口克典氏が襲いかかろうというもの。 どこまで〈岩井哲〉という男を切開し解体できるのか? ああ、おそろしや! 素材自体まったくどうってことない …
続きを読む山形新聞 2021年7月13日・14日に掲載されました 「幕末史の落丁を埋める」シリーズ・バックナンバー ❶ 赤松小三郎 (2019年4月2日・3日 「山形新聞」) ❷ 吉田 大八 (2019年8月7日・8日 「山形新聞」) ❸ 玉蟲左太夫 (2020年1月20日・21日 「山形新聞」) ❹ 小栗 忠順 (2020年4月21日・22日 「山形新聞」) …
続きを読む当時、俳句界の芥川賞といわれた角川俳句賞。 1970年(第16回)、「虹仰ぐ」50句にて、その栄誉ある賞を受賞した俳人が上山にいました。 俳人・佐藤南山寺(本名:佐藤健太郎)です。 氏の生涯を「やまがた再発見」に書かせて頂きました。 お読み頂けたら幸甚です。 (上)2021年7.25日付 山形新聞 (中)2021年8.01日付 山形新聞 (下)202 …
続きを読む古書店から届いた万来舎刊『ペリー艦隊日本遠征記』(上)(下)のうち(上)を読んでいて、じつに意外な印象だった。 えっ? 今までいろんなものでイメージが創られてきたペリーって、ではいったい何者だったの? これまで黒船艦隊が大砲を撃ちかけながら脅しで不平等条約を締結させたことになっているネガティブな我が国の開国のイメージが、ペリー自身の言葉であっさりと嘘であるこ …
続きを読む◎新庄市で「虹の交流塾」が開催されます。 小生もお声掛け頂き、まだだいぶ先になりますが、僭越ながら1時間半ほど「幕末」の話をさせて頂く事になりました。もしよろしかったらご参加頂けたらと思います。 ◎話の内容(現在的に至りついた私論)は… 慶応3年10月の大政奉還以前、わが国の政治思想の主流は意外と思われるでしょうが2院制(2局制)による議会政治構想が一般 …
続きを読む10年前の3・11以降、連日テレビではいろんな学者さんたちがコメンテーターとして呼ばれ、口々に「メルトダウンは考えられない」「メルトダウンなどあり得ません」「日本人には核に対する独特のアレルギーがあって過剰に心配してしまう傾向がある」なんて、図解入りで熱弁していたなぁ。 結果的には、彼らがさんざん否定していたメルトダウンが、あの時すでに現実のものとして進行し …
続きを読む〈演題〉奧羽越列藩同盟と輪王寺宮の生涯 〈講師〉木村紀夫氏 〈期日〉2021年1月30日(土) 〈会場〉仙岳院 * 奥羽越31藩による同盟(奧羽越列藩同盟)は、 1868年(慶応4)6月、輪王寺宮公現法親王を東武皇帝として迎え、 北方政権(東日本政権の呼称もあり)の樹立を宣言。 元号を大政(延壽説あり)とした。 これはニューヨークタイムズ …
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