朝4時ともなると目が覚め、おもむろにパソコンのパワーボタンに手が伸びる。書きかけの原稿をいじったり、ネットサーフィンしたり、その日の予定をイメージしたりして過ごすことになる。朝食が済むと7時15分には事務所に出発。夕方、帰宅すると夕飯。ぼんやりテレビを見たりしていると夜9時頃には睡魔が襲ってくる。こんな日常だが、自分としてはけっこう快適なリズムだと思っている。
ただし、1日の時間配分をおもむろに振り返ってみると体を動かす時間がほとんどないのだ。事務所ではパソコンの前だし、打ち合わせや取材に出掛けるにしても車での移動だし、運動不足は甚だしい。生活習慣病のひとつで二ヶ月に一回病院で検査を受けているが、主治医の「運動しなさい」という警告にもかかわらず、いっこうに運動の時間をとれないでいる。これは、もちろん自分の怠慢で、生活習慣病克服のメドは全くたっていない。
さて、死ぬ間際まで、自分の力で生きていたいなら、本気で生活習慣病を克服しなければなるまい。頭では理解しているつもりだが、実践まで漕ぎ着けない。思っていることを行動に移すことがいかに困難なことか思い知らされる今日この頃である。