津田左右吉『明治維新の研究』

知人が新聞広告を見て「知ってた?」って教えてくれた。津田左右吉が「幕末論」を書いていたことすらまったく知らなかった。読んでみたいと思いすかさずゲット! 写真左下の文言、出版社が購買を煽るために書いたコピーかと思って読んだら、なんと津田左右吉自身が書き込んだ表現だったことを知りまたまた驚いた。 《明治維新、またそれに引き続いて歴史的に次第に展開せられてきた明治 …

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連詩「暗愚小伝」を書いた高村山荘

連詩「暗愚小伝」を書いた高村光太郎に、学生時代感銘をうけた。 このたび遠野、花巻を巡ってきたが、 まったく予定していなかった高村光太郎の通称「高村山荘」と、 さらに高村光太郎記念館を訪れる機会に偶然にも恵まれ、 2時間ほど立ち寄ってきた。 高村光太郎は、東京大空襲で疎開を余儀なくされ花巻へ。 そしてその花巻でも空襲に遭い、さらなる山奥の大田村山口に移り、 7 …

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トーク・イベント「記憶を編む」への誘い

今月(9月)の26日(日)、川西町フレンドリー・プラザにてトーク・イベントがあります。 午後2:00〜3:30 題して「記憶を編む」! 何がなんだか訳のわからない〈岩井哲〉などという男に、 頭脳明晰な気鋭の思索者である滝口克典氏が襲いかかろうというもの。 どこまで〈岩井哲〉という男を切開し解体できるのか? ああ、おそろしや! 素材自体まったくどうってことない …

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幕末史の落丁を埋める V 松平忠固

山形新聞 2021年7月13日・14日に掲載されました 「幕末史の落丁を埋める」シリーズ・バックナンバー ❶ 赤松小三郎 (2019年4月2日・3日   「山形新聞」) ❷ 吉田 大八 (2019年8月7日・8日   「山形新聞」) ❸ 玉蟲左太夫 (2020年1月20日・21日 「山形新聞」) ❹ 小栗 忠順 (2020年4月21日・22日 「山形新聞」) …

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やまがた再発見-佐藤南山寺(全)

当時、俳句界の芥川賞といわれた角川俳句賞。 1970年(第16回)、「虹仰ぐ」50句にて、その栄誉ある賞を受賞した俳人が上山にいました。 俳人・佐藤南山寺(本名:佐藤健太郎)です。 氏の生涯を「やまがた再発見」に書かせて頂きました。 お読み頂けたら幸甚です。     (上)2021年7.25日付 山形新聞 (中)2021年8.01日付 山形新聞 (下)202 …

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意外な印象『ペリー艦隊日本遠征記』

古書店から届いた万来舎刊『ペリー艦隊日本遠征記』(上)(下)のうち(上)を読んでいて、じつに意外な印象だった。 えっ? 今までいろんなものでイメージが創られてきたペリーって、ではいったい何者だったの? これまで黒船艦隊が大砲を撃ちかけながら脅しで不平等条約を締結させたことになっているネガティブな我が国の開国のイメージが、ペリー自身の言葉であっさりと嘘であるこ …

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8月28日(土)新庄市民プラザ

◎新庄市で「虹の交流塾」が開催されます。  小生もお声掛け頂き、まだだいぶ先になりますが、僭越ながら1時間半ほど「幕末」の話をさせて頂く事になりました。もしよろしかったらご参加頂けたらと思います。 ◎話の内容(現在的に至りついた私論)は…  慶応3年10月の大政奉還以前、わが国の政治思想の主流は意外と思われるでしょうが2院制(2局制)による議会政治構想が一般 …

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思い出すこと〜モノローグ 3・11〜

10年前の3・11以降、連日テレビではいろんな学者さんたちがコメンテーターとして呼ばれ、口々に「メルトダウンは考えられない」「メルトダウンなどあり得ません」「日本人には核に対する独特のアレルギーがあって過剰に心配してしまう傾向がある」なんて、図解入りで熱弁していたなぁ。 結果的には、彼らがさんざん否定していたメルトダウンが、あの時すでに現実のものとして進行し …

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珍しい!輪王寺宮についての講演があった!

〈演題〉奧羽越列藩同盟と輪王寺宮の生涯 〈講師〉木村紀夫氏 〈期日〉2021年1月30日(土) 〈会場〉仙岳院           * 奥羽越31藩による同盟(奧羽越列藩同盟)は、 1868年(慶応4)6月、輪王寺宮公現法親王を東武皇帝として迎え、 北方政権(東日本政権の呼称もあり)の樹立を宣言。 元号を大政(延壽説あり)とした。 これはニューヨークタイムズ …

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独善的に選んだ、2020年極私的ベスト・ブック!

『日本を開国させた男、松平忠固:近代日本の礎を築いた老中』 著者:関 良基 作品社 新年あけましておめでとうございます。 本年も書肆犀をどうぞよろしくお願い申し上げます。 年頭の挨拶にかえまして拙文を掲載致しますので、よろしかったらお読み頂けたら幸甚と存じます。 在野の歴史研究愛好者たちをその世界からふるい落とすためのキーワードとしても使われかねない《一次史 …

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