戊辰巡りを再開・仙台編

4月5日(日)、本格的な春の到来を待たず、久しぶりに戊辰巡りを再開した。天気には恵まれなかったがのんびり気分、車で仙台まで出掛けて来た。

仙台藩校養賢堂の名残を唯一今に留める正門、そして英傑・玉蟲左太夫の墓碑。このふたつをこの目でしっかり見る事が今回の絞りにしぼったターゲットだった。

以前、養賢堂のあった場所(現在の宮城県庁のある勾当台)を訪れた事はあったが、そこには「藩校養賢堂跡」と刻まれた石碑しかなく、幸いにも戦災をくぐって残っていた正門は現在泰心院(仙台市南鍛冶町)の山門として移設されていると知って訪れてみた訳である。想像していなかったが泰心院境内のしだれ桜がもうすぐ満開のタイミングであった。春がそこまで来ていることを実感!

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次に、保春院(若林区保春院前丁50)に向かい、念願だった玉蟲左太夫の墓参りを敢行。事前に調査して行ったおかげで士の墓石を特定することができた。墓碑銘が玉蟲左太夫ではなく「玉蟲拙斎」とあり、事前学習をさぼっていたらもしかすると見逃して帰ることになったかも知れなかった。保春院墓地の入口には士の紹介文をしたためた案内板も設置されているのだが、墓の位置とは違う場所にたっているため、リンクして考える人以外には分かりにくいものとなっているように思えた。今回は義姫(保春院)関係はスルーして帰路についた。

 

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どちらも車のナビゲーションを使って向ったのだが、目的の史跡がそれぞれ住宅街にあり、探すのにひと苦労だった。はやくピンポイントのナビシステムが開発されないものか。

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