2016年、スタート。

歳とともに雪が苦痛になってきているなか、積雪の無い市街地の正月はほんとうにありがたい。

今年の元日も昨年同様午前中は上山城へ。毎年「かみのやま三曲練習会」による恒例の邦楽の調べで、正月気分を贅沢なまでに満喫できる。演奏はもちろん、毎年邦楽についてのいろんなガイドをしてくれるので愉しさも倍加されるのがこの企画の特徴で、ことしは楽器つまり箏・尺八・三味線・十七弦についての解説などもあり、小生のような心得の無い者にも親切な邦楽演奏会兼レクチャーなのである。第6回を迎えた今回のメンバーも、山形・上山・米沢と住まいもバラバラとのこと。稽古や準備もさぞかし大変だろうと思われる。演奏者の方々にお礼を申し述べたい。もはや上山城には欠かせない正月の風物詩となっているようだ。どうもありがとうございました。

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さて、本年早々「書肆犀」で刊行を予定している図書は数点。エッセイ集・小説・詩集・絵本とその内容のバリエーションも変化に富んでいる。なんとなく忙しい一年になりそうだ。そして、その合間をぬって、奥羽越の戊辰戦争、いや、明治維新史の再構築へむけた調査、資料収集をひきつづき継続していきたいと思っている。

昨年同様、公私ともに本年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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