蜷川新という研究者 投稿日: 2015年8月16日 投稿者: sai-tetu 昭和28年に千代田書院から刊行され、今年の4月に批評社より翻刻復刊版として出版されたばかりの『維新正観』蜷川新著(注記・解説:礫川全次)は、それまで官許史家たちが隠し続けていた幕末期の事実を天下に明らかにしようとした数少ない著書といってよい。ここでは本書の雰囲気だけでも感じて頂くべく、鳥羽・伏見の騒乱についての記述の、そのさわりを紹介してみたい。 「鳥羽伏見 … 続きを読む>