先週の土曜夜7時より約2時間、第一回「まち塾」が開催された。講師は堆朱の収蔵館として全国にその名を知られた「蟹仙洞博物館」館長・長谷川浩一氏。テーマは「長谷川製糸工場のはなし」。
ここ上山は優秀な生糸を産した土地で、まさしく我が国の近代化を支えた生糸産業の一翼を担っていた。その当時の「長谷川製糸工場」での操業風景を動画で撮影した貴重なフィルムを上映しながらのお話は、たいへん分かりやすく、おおいにためになるものであった。
参加者は15名ほど。だれでも気軽に自由に参加出来る雰囲気であったので、回を重ねるうちに参加者も漸増することだろう。
テーマはジャンルを限定せず、歴史や文化、芸術や私たちの身の回りの些細な事、遊びや食、健康、スポーツなど多岐にわたる企画を予定しているとの事。身の丈の「講座」の展開が楽しみである。