新しい年に思う

思ったほどの積雪もなく、穏やかな元日となった。まずはひと安心である。

さて、〝一年の計は元旦にあり〟なのだが、計画を立てたところでズボラな性格もあいまって、変更に次ぐ変更となるのはもう目に見えているので、大まかなテーマだけ決めておく事にした。まず健康第一で過ごすこと。さまざまな人間関係を大切に考え、維持発展させること。そして、昨年から始めた〝戊辰戦跡巡り〟〝幕末史の考察〟をより積極的に継続すること。この三つである。

日常は、昨日から今日、そして明日へという連続性のなかに常に〝瞬間・瞬間〟として現象しているわけだが、そのような構造をあまり突き詰めないで、おおらかな、ゴムのように伸び縮みする帯状の時間としてとらえて、引き受けていくことにしようと思う。そうすることで、周囲の風景がはたしてどのように変化していくものか、それをも楽しんでみたいと思っている。

すべては、命あっての喜怒哀楽である。後悔のない一年にしたい。

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