東京からのたより

6月18日は観月庵にて自刃した天童藩中老・吉田大八の命日。都合がつく限り参加させて頂いていた妙法寺(観月庵)での大八忌法要だが、去年・今年と用事が重なり参加できなかった。
東京よりささやかながらご冥福を祈らせて頂いた。

今日(19日)は神田・明神会館で「東京上山会」創立60周年記念のお祝い行事である。

来年、戊辰戦争から150年ということもあってか、上山藩も出役した慶応3年(1867)12月25日の「薩摩藩邸焼き討ち事件」をメインに150年前の上山(藩の動向)について語ってほしいとのオファーを頂戴、光栄にもお話しさせて頂くことになった次第。

小生としても、幕末期に味わったであろう奥羽(もちろん上山も)の人々の苦しみとその意味について、その経過もふくめ、一人でも多くの方々に知って頂きたいと常日頃思っている。そんな中で大変貴重な機会を頂き、感謝しているところである。

幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました

(中原中也「サーカス」より部分)

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