いかにも青臭く、大仰で、野暮な……。
(笑わないで読んで下さい)
小生のテーマは《奥羽=東北》の矜持の復権です。
可能な限り心情的な要素や感情的な思い入れを排して、
史料の読み込みから、
自然に流れを抽出しうる論理的な歴史学の方法へ。
そしてそのプロセスを検証し尽くした果てに輝き出すであろう
矜持を復権させることです。
出来るか出来ないか、問題ではありません。
たしかに表現はいかにも青臭く、大仰で、野暮そのものですが、
それこそが偽らざる気持です。
それが飾るすべを持たない自分の本性ですし、
思ったことをやってみるということです。
自分の目が黒いうちに達成できるかどうか、
そんなことも問題ではありません。
大事な事はしっかりと、その問題意識と方向性を堅持しながら、
素人なりの勉強を必死に積み重ねて行くという事だけです。
どう考えたって、《会津》しかり《庄内》しかり、
いや《諸々の小藩》の領民たちすべての頭上に浴びせられた
《白河以北一山百文》の侮蔑を
いまだ払拭し切れているとは思えないからです。
小生はアカデミックな意味での歴史研究家ではありません。
だからこそヒエラルキーやパラダイムとは無縁に、
自由な視点で勉強できるポジションを確保できるものと
考えております。
そこは余剰なストレスとは無縁な、
素敵な立ち位置なのです。
(もういちどお願いします。
笑わないでください。そして、一緒に考えてみませんか)