大河ドラマ「花燃ゆ」への眼差し

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、始まったばかりだが視聴率の低迷状態にあるらしい。とはいっても小生には視聴率に関する興味はまったくない。あの幕末期、開国を決断しようとしていた幕府の要人(とりわけ大老井伊直弼)、公家・武士を問わず、同調者らに次々と陰惨なテロを断行していった長州藩過激派の教祖とも言うべき吉田松蔭を、ドラマ「花燃ゆ」はどう描くのか、これだけに興味をも …

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江戸時代最後の元号は「延壽」?

江戸時代最後の元号は、はたして「慶應」なのだろうか?   戊辰戦争時「東日本政権」(もしくは北方政権)が樹立され、新しい帝・輪王寺宮公現法親王が即位し、元号を「延壽」としたという記録が残されている。「大館戊辰戦記」(大正8年刊)。史実ならまさに驚きである。 慶応4年(1868)8月22日の出来事、つまり盛岡藩(南部藩)と秋田藩の戦闘に関わる秋田藩側(新政府軍 …

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「人前で話す」ということ

最近、柄でもないのに人前で話す機会が増え、自分としては何となく複雑な気持ちである。 もちろん機会を与えて頂いて、そこで伝えたいことを何の制約もなく自由に喋らせて頂けるわけだから、確かに嬉しいシーンには違いない。だが、心のどこかに「専門家でもない自分が、話の内容にどこまで責任をもてるのだろうか」という自省心も渦巻いていることも事実なのである。それでも、オファー …

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新しい視座の「明治維新」論

まったく新しい視座から、驚きに満ちた幕末維新論を展開されている原田伊織氏の新著が刊行され、さっそく購入。前著『明治維新という過ち』の改訂増補版である。 「史実を知ろうとする場合には、細心の注意が必要である。近年は誰もが一次資料だ、二次資料だと騒ぎ立て、一次資料というだけで無条件に信じ込む単純さが幅を利かせているが、私はもともと、書き物だけが資料だとは思ってい …

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神保亮さん、ありがとうございました。

闘病中だった尊敬する神保亮さんがまさに年が明けた1月1日に逝去された。享年78とのこと。地域誌「やまがた散歩」が廃刊になり、「郷土の雑誌として何か創刊できないか」という八文字屋の社長五十嵐太右衛門さんの発案を受け、八文字屋本部で開かれた「やまがた街角」創刊準備のための第1回目のミーティング(2001年・春)ではじめて神保亮さんにお会いし、それから十数年、一方 …

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2015年、スタート。

12月中旬から毎日のように雪が続き、元日の今朝も雪片付けからのスタート。なまった身体にはいい運動になるが、気分的には正直言ってやはり重い。 今年も午前中は上山城へ。「かみのやま三曲練習会」による恒例の邦楽の調べで正月気分を満喫。箏・尺八・三味線・十七弦という日常ではなかなか耳に出来ない楽器の演奏を一時間程拝聴することができた。普通の邦楽演奏会では「曲目の解説 …

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詩人「川英治」の全4作品

2014年9月19日付で簡単に紹介した「川英治」という詩人について、調査を終了しましたので結果を掲載しておきます。当時のブログには「川英治」の詩作品について2篇だけ残されていると記したが、その後さらに2篇の作品の存在が確認され、全4作品ということになる。 さて、上山には、大正末期から昭和初期にかけての詩人として、山形県における近現代詩の黎明期を担った代表的抒 …

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資料:雲井龍雄「討薩ノ檄」全文

長文だが米沢藩士雲井龍雄(本名:小島龍三郎)が列藩同盟の士気を鼓舞するために著した檄文の全文を紹介したい。 初め、薩賊の幕府と相軋るや、頻に外国と和親開市するを以て其罪とし、己は専ら尊王攘夷の説を主張し、遂に之を仮て天眷を僥倖す。天幕の間、之が為に紛紜内訌、列藩動揺、兵乱相踵(つ)ぐ。然るに己れ朝政を専断するを得るに及んで、翻然局を変じ、百方外国に諂媚し、遂 …

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モンテディオ山形の豹変

モンテディオ山形の豹変が始まったのはいつからだろう。ディフェンダーの怪我でやむなくシステム変更を強いられてからだったろうか? だとすれば監督の力量ではなく、なんらかの偶然が関与し、選手間の関係の最適化が図られたからということになる。なぜばら監督力なら、うまく機能している変更後のシフトをシーズン当初から採用していただろうからだ。 システム変更後、息苦しいほどの …

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鳥羽・伏見の騒乱

一般論として「鳥羽・伏見の戦い」と表記されるが、私は「鳥羽・伏見の騒乱」と表記すべきだと考えている。次の資料に目を通して頂きたい。 公 前に朝延から軽装で私に上京しろということであった。軽装で行くなら残らず行けという勢いで、そこでなお上京しろという命令があったから、それを幸い、先供でござると言って出て来た。ところが関門があって通ることがならぬ。これは上京する …

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