「やまがた好古酔連」がまもなく誕生する。古文書というと、にょろにょろ文字で誰にでも簡単に読めるものではない。熟練したお年寄りしか関われない専門性のきわめて高い聖地、そんなイメージが強い。だが、近々公の場に出現する「やまがた好古酔連」は20代後半から30代前半の平均年齢20代後半の古文書解読者集団なのである。 スターティングメンバーは、長南伸治氏(公益財団法人 …
続きを読む「やまがた好古酔連」がまもなく誕生する。古文書というと、にょろにょろ文字で誰にでも簡単に読めるものではない。熟練したお年寄りしか関われない専門性のきわめて高い聖地、そんなイメージが強い。だが、近々公の場に出現する「やまがた好古酔連」は20代後半から30代前半の平均年齢20代後半の古文書解読者集団なのである。 スターティングメンバーは、長南伸治氏(公益財団法人 …
続きを読む太平洋側ならいざしらず、日本海側、しかも奥羽山脈の麓に位置しているわが上山市。今朝は雲ひとつない晴天だった。冬季ではめったにないことである。放射冷却のせいか、冷え込みは厳しかったが、昼過ぎになってあたかも春を思わせるような陽気。実にいいものだ。気持ちまで穏やかになってくる。 幸い今年の上山は積雪が少なく、暮らしに余計な負担をかける要素は例年より少ない。しかし …
続きを読む第13回「まち塾」は来る2月8日(土)午後7時より、成蹊学習塾において開催されます。 講師に観音寺住職・鎌上宏氏をお招きして「湯の上観音堂」の歴史や信仰と地域住民との結びつきなどについてお話し頂きます。 参加料は資料代・お茶代として300円となります。 ふるってご参加下さい。 お問い合わせは、成蹊学習塾023−673−2232(棚井)まで。
続きを読む朝4時ともなると目が覚め、おもむろにパソコンのパワーボタンに手が伸びる。書きかけの原稿をいじったり、ネットサーフィンしたり、その日の予定をイメージしたりして過ごすことになる。朝食が済むと7時15分には事務所に出発。夕方、帰宅すると夕飯。ぼんやりテレビを見たりしていると夜9時頃には睡魔が襲ってくる。こんな日常だが、自分としてはけっこう快適なリズムだと思っている …
続きを読む文芸批評家・橋川文三氏がかつて著した『日本浪漫派批判序説』が、いまの状況の中で、あらためて意味をもってきているような気がする。ヘイトスピーチといわれる行動が話題になり、閉塞した気分を在日外国人にむけた汚い排外的な言動でぶちまける、そんな暗い心情がふつふつと生起しているからだ。文学史で語られる「日本浪漫派」と、一部の過激なヘイトスピーチ運動を混同してどうするの …
続きを読むネットで「年越しそば」を検索していたら、その由来について書いたサイトがかなりの数あった。 そのなかから引用してみると…… 1)そばは長く伸びるので延命長寿や身代が細く長くのびるようにと願う、形状からきた説。 「寿命そば」「のびそば」などとも言う。 場所によってはそばに限らず、細長いものならなんでもいいという所もあります。 2)金銀細工師が散らかった金 …
続きを読む2014年《元日》の上山は、あいにくの雨模様。だが午前中は予定通りお城に行き、第4回「新春上山城邦楽の調べ」を楽しんできた。毎年楽しませていただいていて、もう自分の生活のリズムの中に溶け込んでいる元日恒例のイベントだ。邦楽の調べは、ふだん日常の中で聴くチャンスなどほとんどないが、どことなく優雅なメロディーやテンポ、音色で、ゆったりとした気分と華やかさを感じさ …
続きを読む第12回「まち塾」 期 日:1月18日 PM7:00〜 場 所:成蹊学習塾 講 師:北沢久敏氏(北沢果樹園オーナー) 演 題:「上山特産・紅干し柿について」 資料代:300円 お問合せ&参加申込:023-673-2232(棚井) 「紅柿」については、月刊「かみのやま」第152号に掲載された 公益財団法人 上山城郷土資料館 学芸員 大場浩子氏の文を参照下 …
続きを読む奥羽越列藩同盟の理念といえば、そんなものあったの?って返ってきそうだ。明治新政府がつくりあげた幕末維新史では「遅れた地方の単なる守旧派」「新しい時代の胎動に鈍感な諸藩の同盟」「幕藩体制に殉じるだけの保守同盟」ということになる。だが、はたしてそうだったのだろうか? 列藩同盟軍事局副頭取の任にあった仙台藩士玉蟲左太夫は、日米修好通商条約批准書交換の遣米使節団のひ …
続きを読む明日は寒波襲来とのこと。さすがに冷たい雨が降りしきっている。テレビのニュースも、国会内の寒々しい光景を映し出している。「秘密保護法」って、正直、その意図するところが本来どこにあるのか、私にはまったく分からないし……。それなのに成立を急いでいる事も含めて、私たち国民はどうも政治の蚊帳の外におかれているようだ。 エネルギー政策も今日付けで大転換したそうだ。原発を …
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