執拗に、そして愚直なまでに「戊辰戦争」

執拗に、そして愚直なまでに、 「戊辰戦争」の意味を問い続けたいと思っています。 是非、足をお運びください。 150年前の日本の在りようを、 そして奥羽越の矜持をも・・・。 このチラシ、 シェアをお願いできましたら幸甚です。 宜しくお願い致します。

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2日間の〈会津〉訪問で感じたこと。

9月23日(土)〜24日(日)に開催された「会津まつり・2017」に参加して来た。 幕末の激動期において、とりわけ文久2年(1862)藩主松平容保が京都守護職に就任して以降、このうえ無い悲惨な経験を強いられた会津藩。かといって、現在的にネガティブな感触や屈折した印象はさほど受けない。この事実はむしろ不思議なことと言わざるを得ない。たとえば山形、上山、天童各藩 …

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いま、発言しておきたいこと。

最近「チェンバー化現象」ということばをよく耳にする。かつてバンドをやっていた頃、音響アタッチメントのひとつに「エコーチェンバー」という機材があったが、いま話題になっているのは社会学的な用語の「チェンバー化現象」である。「響き合う部屋」と訳され、SNS上で形成される閉鎖的なグルーピング現象の在りようを捉えた概念のようである。 同質の考え方をもつ人間だけを認め合 …

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街角サロン講座「慶応4年、山形」無事終了。

8月28日(月)、平日の午後にもかかわらず、沢山の方々にお聞き頂けたこと、ほんとうに嬉しく思います。賊徒の汚名を着せられたまま、ひっそりと生きて来たであろう奥羽越の先人たちのレクイエムに、少しでも近づけたとすれば、それは自分にとって望外の喜びなのですが……。はたして自分のことばがどこまで届いているかは残念ながらまったくもって不明です。この所在の無さを埋めるべ …

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なにが「尊王攘夷」か!

蛤御門を訪れてさらに思いを強めた。「御所」に大砲を撃ち込んだ勢力は「尊皇」に非ずという、実にわかりきったことだった。 しかも「攘夷」をも旗印にして外人斬りに興じていたこの勢力は、暴力革命=倒幕を成し遂げるや、たちまち真逆の欧化主義(鹿鳴館はその象徴)さらには海外拡張主義に走って行く。その矛盾は、いかなる詭弁を弄しても説明できないだろうということだった。 この …

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2017.7.5 の独白

いかにも青臭く、大仰で、野暮な……。 (笑わないで読んで下さい) 小生のテーマは《奥羽=東北》の矜持の復権です。 可能な限り心情的な要素や感情的な思い入れを排して、 史料の読み込みから、 自然に流れを抽出しうる論理的な歴史学の方法へ。 そしてそのプロセスを検証し尽くした果てに輝き出すであろう 矜持を復権させることです。 出来るか出来ないか、問題ではありません …

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東京からのたより

6月18日は観月庵にて自刃した天童藩中老・吉田大八の命日。都合がつく限り参加させて頂いていた妙法寺(観月庵)での大八忌法要だが、去年・今年と用事が重なり参加できなかった。 東京よりささやかながらご冥福を祈らせて頂いた。 今日(19日)は神田・明神会館で「東京上山会」創立60周年記念のお祝い行事である。 来年、戊辰戦争から150年ということもあってか、上山藩も …

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「戊辰山形を学ぶ」第1回座学、無事終了。

平成29年度・山形市西部公民館、郷土史愛好会共催による郷土史を探る連続講座「戊辰山形を学ぶ」の第1回「150年前の政変」と題した小生の講演が、6月3日(土)おかげさまで無事終了致しました。拙い話を熱心にお聞きくださった方々、主催者の皆様、ありがとうございました。あっという間の2時間でしたが、お話ししたいと考えていたことをほぼ予定通りにお伝え出来たように思いま …

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書評:菊地隆三著『ぐうたら草』

ストレス社会の中で私たちは如何に生きうるのか? 本書は、医師でありながら、詩・小説・エッセイを長く書き続けておられる著者の、私たちに対するこころ温まるエールでもある。 5月24日の山形新聞に、その菊地隆三著『ぐうたら草』の書評が掲載されました。評者は万里小路譲氏。菊地ワールド(ユーモア溢れるユニークな言語宇宙)の魅力を的確に紹介して下さっていますので、ぜひお …

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